愛星 青鷲レジデント

精神世界の部屋

リサ・ロイヤルの銀河種族論

チャネリング公開セッション「プリズム・オブ・リラ」

2009年6月18日(木)19:00〜21:30

 

1. 自己紹介

 

 私は、1979年にUFOを見ました。私は当時大学に通っていて、家族に会いに自宅に帰宅した時、家族と一緒に見たのです。父は科学的な人だったので、その現象を必死に理論的に分析していようとしていましたが、できませんでした。その体験が、私の人生のターニングポイントになりました。大学では心理学を専攻していました。心理学では、自己催眠のコースがありました。自己催眠の目的は、ストレスマネジメントでしたが、催眠中に、自分には直感的にメッセージを受ける能力があることに気がつきました。

 

 1989年、バシャールのチャネラー、ダリル・アンカに会いました。これがもう一つのターニングポイントでした。その後、面白い夢を見ました。インド人の少年が私の全てのチャクラに触れていき、それから「あなたはチャネラーになりますよ」と言いました。ダリルとは今も友人です。

 

 ある日、ダリルの妻・エリカから電話がありました。「チャネリング講座があるんだけど受講しない?」たまたま席が一つだけ空いていました。スピリットガイドから一席設けるように言われていたらしいのです。そこで彼のチャネリングの講座を受講しました。

 

 私は大学で心理学を学んでいた事が良かったと思います。チャネリングの方法も心理学的な性質のものでした。教授達は、UCLAと共同でチャネリングを研究しました。彼らは「チャネラーがスピリチュアルな成長を促すためにチャネリングすると大きな変容を生む」という論理を作りました。「やがてエンティティー(霊存在)とチャネラーが近づいていって、一つになっていくんじゃないか」と考えられています。ダリル・アンカも研究の対象になっていました。

 

 バシャールはダリルの未来世です。私のチャネリングするサーシャもプレアデスの女性という説明に加えて、自分の未来世です。1988年?からサーシャとチャネリングを開始しました。友人によると、年月と共に私はサーシャらしく、サーシャもリサらしくなっているそうです。チャネリングはスピリチュアルな成長を促すものです。

 

 誰でもチャネリングはできます。私は特別ではありません。また、チャネリングには、いろいろな方法があります。芸術を通してチャネリングする人、数学を通してチャネリングする人などいろいろ居ます。誰もができるのです。私は自然なスキルを使っているだけです。たとえばバスケットボール選手が居て、それには生まれつきの天分がありますが、バスケットボール自体は誰でもできますね。今はチャネリングする事が自然な生き方になっています。それ以前の感覚は思い出せません。チャネリングのない人生は考えられません。

 

 日本にはもう二十年も来ています。日本は世界で一番好きな国です。自分の家にいるみたいです(笑)。

 

 私はセミ・コンシャスチャネリングです。瞑想状態に入ると、車に例えるとリサは運転しません。チャネリング中、後部座席に座り、ハイヤーセルフとサーシャが運転しているのを見ています。私は窓の外の風景を見て、言葉を何となく聞いています。色々な事に気付きます。サーシャたちが言及しないことも発見したりします。気持ちの良い体験です。

 

 フル・トランスチャネリングはしません。完全に肉体が離れると精神と肉体の分離が起きてしまうと思ったからです。地球で生きることは、三次元でいろいろなエネルギーを統合することであり、だから三次元にいて成長を促した方がいいと思いました。

 

 フルトランスの方がチャネリングとして純粋だと言う人がいます。しかし、チャネラーがどれくらいエゴを統合できたか、表面意識の信念やエゴをどれくらいチャネリングに持ち込まないか、汚さないかということが大切です。一番大切なトレーニングはエゴをどうするかということです。私は長年その訓練をしてきました。

 

 おそらく今日はサーシャが入ってくるでしょう。他にジャーメインという存在がいます。セントジャーメインとは違います。ジャーメインはグループ意識で、おそらく英語の名の意味が良くてこの名を選んでいると思います。「同じ源からやってくる」という意味です。

 

 今日の話は、銀河系種族についての探究です。私のエネルギーをよく管理しながら、休憩を入れるかどうか判断します。そして質疑応答の時間も取ります。今日は、日本へ来る時、飛行機の真下で火山が噴火していて、引き返しました。予定より一日遅れて到着しました。よってエネルギーが消耗しているかもしれないので、自分の体調をチェックしていきながらやっていきます。

 

2. 創造の礎たち

 

 サーシャです。私は肉体を持っている女性です。プレアデス人で、リサの未来世です。言葉では概念を表しづらい事があります。そのため、メタファー、譬えを使って説明することになります。地球人は二極性を持っていますが、私たちは二極性のない世界に居ます。地球の言葉には二極性があります。よってどのように私たちの感覚を皆さんに理解していだくかが、私たちにとってチャレンジになります。

 

 まず宇宙の全てを表す円を描きます。この円には宇宙の全エネルギーが入っています。この円の中は完全にバランスが取れています。こういう枠も本来は存在しませんが、人間のマインドは枠がないと納得できないので、一応枠を描きます。

 

 宇宙はワンネスであり、もともと自己の全てを完全に理解していました。そして、ある思考が生まれました。「自分自身を知らないという感覚はどういう感覚だろう」という思考です。

 

 それで、宇宙は、円の中にもう一つ、小さな円を描きました。この小さな円は、自分の中に別の領域を産んだことを意味します。それはちょうど子宮のようなものです。ここでは「自分を知らない」という感覚が体験できます。この事を二極性と言います。もっとも、自分を忘れているというのは幻想なのですが。

 やがて、この小さな円の中に、物理的な宇宙が出来ました。二極性の世界です。プラスとマイナス、エネルギーと物質、肉体と霊魂など、物事が二対で表現される世界です。そして、肉体が進化して生まれていきました。

 

 小さな円の中では、さらなる断片化のプロセスが起きました。昔のディスコにあったミラーボールを思い浮かべてみてください。一つの球体だったガラスが壊れて、分離していろんな角度を持って、それぞれのパーツがお互いに分離しています。

 

 まず、グループコンシャス(集合意識)という肉体を持たない存在が出来て来ました。グループコンシャスは真ん中に近かったので、これが大いなる実験だと知っていて、自分の本質を覚えていました。彼らは建築士となりました。彼らは、「礎」と呼ばれました。

 

 さらに二極性を探究する為に、さらなる断片化が進んでいきます。破片が小さくなっていけばいく程、自分自身が何者なのか分からなくなります。

 

 実は皆さんはこの大きな円とその中の小さな円、すなわちドーナツの中の存在でなく、ドーナツ全体であり、今皆さんがここに座っている肉体はイリュージョンなのです。

 

 エンライトメント(光明、悟り)とは、本来の自分を思い出すことです。思い出すとは、マインドではなく、全身全霊で思い出す事です。

 

3. 銀河系最初の文明・リラ(琴座)

 

 ドーナツの輪の中で、色々な文明が出来て来ました。二時間半しかないので、思いっきり時間を飛ばしながら話を進めていきます。関連性も、非常に簡略化します。

 

 最初に現れた文明は、「プリズム・オブ・リラ」をお読みの読者の方ならご存じの、リラ(琴座)です。人間型をしております。

 リラ人の肉体は、惑星毎に進化し、どんどん形が変わっていきました。ドーナツの中には二極性が存在しましたので、二極性は、イデオロギーの形で現れてきました。すなわち、ある種族は、自分達は、人間とはこういう存在だと決めつけ、別の種族は、人間とはまたこういう存在だと決めつけます。やがて、大きく分けると、それぞれ「内なる宇宙を探究したいグループ」と、「外宇宙を出て支配したいグループ」が出来て来ました。

 

 外宇宙を出て支配したいグループはリラ人です。身体は大きく、白っぽい肌をして、髪も白っぽかったです。目は薄茶からブルーです。彼らは外に出たいと思いました。

 

 内なる宇宙を探究したいグループはベガ人です。身体は小さく、細身でした。肌はやや黒く、髪も黒っぽく、目はダークブラウンでした。内宇宙に興味がありました。内なる現実をマスターしたいと思いました。

 

 ベガ人たちは地球へ旅をしました。支配ではありません。平和的植民地を作るためです。活動したのは、地球と火星です。当時地球は恐竜の時代でした。ベガ人は火星と地球に住み、とても平和的でした。

 リラ人(琴座)は攻撃的です。天界の戦争も起こしています。リラ人も地球を見つけました。リラ人が来た時、ベガ人は去りました。一緒に暮らしたくなかったのです。ここに移住のパターンがあります。リラ人も、最初は攻撃的ではありませんでした。リラ人の植民地は北欧、スカンジナビア地方にありました。リラ人達は、自分達の肉体が地球の環境に適応していないと思い、当時地上に居た類人猿のDNAを取り込もうとしました。

 その新しい種族は、地球的なリラ人となりました。彼らは、平和的でハッピーでした。しかしその後、戦争が起きました。リラとベガの子孫がテリトリー(領土)を奪って戦争を起こし、地球的リラ人は去り、プレアデスに行きました。サーシャはプレアデス人です。この事は古代の地球人は皆知っていました。しかし、現代の学者は神話としてしか捉えていません。神話は実際の出来事から来ています。

4. 極限の二極性の闘い・オリオン

 

 その後、ベガ人はオリオンへ移住していきました。オリオンはもともと二極化していませんでしたが、時間と共に、二極化していきました。スターウォーズという映画がありますね。帝国と自由な戦士達の戦いです。スターウォーズは、古代の記憶から来ています。

 実際は、スターウォーズの一千倍も暗黒の社会でした。世の中で一番最悪の共産主義社会を思い浮かべてください。人々はコントロールされ、闇に包まれていました。オリオンの記憶を持っている人はいっぱい居ます。帝国があり、それと闘う自由の為の戦士、彼らは「ブラックリーグ」と呼ばれます。(ブラックホールのように敵から姿が見えないの意)ブラックリーグの総量は多く、スピリチュアルな人達でした。いろいろなスピリチュアルなツールを使って、人々を解放しようとしていました。同時に、スピリチュアルなツールは、サイキックな戦いに使われました。ベリーベリー・ダークな話です。

 

 ある時、ブラックリーグのオリオンの僧侶が夢を見ます。それと瞑想です。地球の夢を見ました。地球こそが自由を表していました。

 

 暗黒時代にオリオン帝国側は惑星にエネルギーの網をはり巡らし(オリオン・ネット)、魂が網に掛かって出られない、オリオンの惑星の中でしか生まれかわれないようにしていました。僧侶たちは死んだ魂がネットの外に出られる方法を知ったのです。

 

 しかし、地球に来た魂にはトラウマがあり、地球に来た後も、自由を切望しているにも関わらず、虐待された子供のように、オリオンの二極性を地球に持ち込んだのです。

 帝国側も、地球に逃げた事を知ると、自由のファイターの後を追い掛けていきました。そして帝国も地球で転生していきます。

 

 ここで視点を変えてみると、ドーナッツの内側を視ている「礎」、或いは建築家は、「これはゲームに過ぎない」と知っていました。オリオンで二極性を演じた両サイドは忘却の奥深くまで進み、思いっきり忘れる事がドーナッツの本来の目的でした。

 

 「これ以上意識が二極性の行けない所まで行ったら、統合に向かうしかない」オリオンから地球へ移動したことが、統合に向かう道でした。

 さて、ベガ、リラ、オリオン、プレアデスと、地球が焦点の的となっています。地球は二極性の展開する最後の場所、最終的に二極性が癒される場所ということなのです。

 

5. 近隣星・シリウス

 

 ベガに話を戻しますと、ベガ人はオリオン以外にも行きました。シリウスです。昔は三次元領域に生活していましたが、最終的には肉体を持たない存在になりました。かつて、シリウス人は地球にも来ていました。三次元で交流していました。神々の神話、エジプト、シュメール、もっと昔の神話に登場する多くはシリウスでした。

 全般的にシリウス人は地球を愛していました。しかしその頃、地球上のリラ人とベガ人の戦争から逃げる為に、シリウス人はプレアデス人とお友達になりました。シリウス人もプレアデス人も戦争をしたくない者同志です。

 シリウス人はプレアデス人を通して、地球がいろいろな勢力が集まっている星であることを知りました。その頃、地球ではホモサピエンスが出来つつありました。リラ人はホモサピエンスをコントロールしようとしていました。それは自分達の利益のためにです。

 

 シリウス人とプレアデス人は、そんな事は許されないと思いました。彼らは、「地球は、全ての意識が集まって統合できる地」と思いました。そこで、シリウス人とプレアデス人は手を組みました。そして、計画を立てました。同盟です。

 

 彼らは、リラ人に「手伝ってあげよう」と言いました。シリウス人には遺伝子工学の才能があり、プレアデス人には人類学者、社会学者の才能がありました。実際は、手伝う振りをして、結局、地球へ来て人類の覚醒を手伝おうとしたのです。

 シリウス人はホモサピエンスのDNAをより洗練させ、シリウス人、プレアデス人、リラ人のDNAを入れていきました。そのとき、シリウス人の特殊なコードを地球人に入れました。ホモサピエンスの意識とDNA、脳が地球であるレベルに進化すると、コードが目覚まし時計のように、人類を凄く大きな音で目覚めさせるのです。人類を覚醒させる為、今まさに目覚ましが鳴っています。

 

 目覚ましの音は、最初は小さく鳴りますが、だんだん音が大きくなっていきます。人類の目覚めの目覚ましは、1800年代後半に鳴り始め、段々大きくなっていきました。そして今、マヤ暦が終わろうとしている時、一番大きくなっています。人類は、もう起きなくてはいけません。消音ボタンはありません。

 

 1960年代からこの変化が始まっています。人類が起きる前に、様々な混乱の現象、カオスが起こることがあります。それが今、北朝鮮の問題とか、天変地異など、いろいろな混乱です。

 

 どの星の文明も学びのテーマを持っています。シリウスとプレアデスの場合は、「どこまでが手助けで、どこまでが介入かを見分ける事」が彼らのテーマでした。だから、彼らは今、地球上を歩き回ってはいないのです。

 

 神々の時代には歩き回っていました。地球人は自立しなければいけないということです。18歳になって、親が子供に「家を出なさい」と言うのと同じことです。だから大昔、宇宙人は地球を去りました。現代はチャネリングでメッセージを送るのみです。それは、どうしても何らかの形で皆さんに関わりたいからです。

 

6. 非物質の世界・アルクトゥルス

 

 別の観点から視てみましょう。物質の前にエネルギーがあり、肉体の前に意識があります。リラ星でも、まず意識が存在しました。意識の時代、肉体をまとわない事を選んだ存在が居ました。非物質的次元で手伝おうとしたグループです。この意識も、リラから出ました。アルクトゥルスです。アルクトゥルスは、ここに描いてある、以上話した全ての文明に影響を与えています。

 その中で、アルクトゥルスからオリオン、オリオンから地球へ来た存在達は、古代の古代のまた古代の時代に地球に影響を与えました。レムリア初期、地球に来てライトボディを作りました。肉体は決して持ちません。どこに来たかというと、大平洋のポリネシア、東南アジア、インドネシア、タヒチ、イースター、他にも行きましたが主にこの辺りです。

 

 なぜそこを選んだかと言いますと、ちょうどその頃人類が誕生していました。リラ人がやっていたホモサピエンスのプロジェクトです。

 

 アルクトゥルスのエネルギーは、二極性のバランスが取れています。男女共にです。そしてヒーリングも表しています。ヒーリングはアルクトゥルス的です。

 

アルクトゥルスの意識はゲートの役割を果します。生と死の時、人はアルクトゥルスの門を通っていきます。

 

 アルクトゥルスのエネルギーに対して開く時、人々の二極性のエネルギーは軽減されます。それでヒーリングの時、内なるバランスを得て、静寂を感じます。

 

 アルクトゥルスのエネルギーは自分の本来の姿(二極性じゃない)を思い出すことです。

 

 しかしここは二極性のゲームの星です。よって、銀河のファミリーと交流することは大事なのです。

 

7. 質疑応答

 

Q.シンプルな質問ですが、今の二極性の宇宙のドラマ(パラダイム)は、銀河系の中のみの話ですか?

 

A.シンプルな質問ですか?そうは思いません。この二極性のテーマはここ(銀河系)だけで起きている訳ではありません。今語ったのはドーナッツの中全体の統合の話です。しかしその中の一部のメロドラマを見せました。サーシャ(プレアデス人)も地球のこのパラダイムに居ます。だからコメントしやすいです。

 

他のパラダイムの中にいる存在も居ます。(ドーナッツの輪の中に赤い点を打つ)これが今夜話したメロドラマです。(隣に緑の点を打つ)これは、別のパラダイムです。しかし、他の存在しうるパラダイムについては、単なる理論、仮説になります。

 たとえば、アンドロメダ意識、というパラダイムがあります。アンドロメダ意識について、翻訳した形で、例え話で話します。たとえば電車で毎日同じルートで通勤していると、同じ時間に窓の外にいつも同じおばさんが洗濯しているのが見えます。翌日も同じおばさんが洗濯しているのが見えます。この世界では継続性があります。この継続性が私たちの現実を表しています。第三密度(三次元)は、物事が継続しています。しかし、アンドロメダでは、通りを歩いて、地下鉄に入るとすると、一瞬一瞬現実がランダムに変わります。歩いていながら空がどんどん色を変え、郵便ポストが次の瞬間犬に変わります。継続性がありません。正気を保つには、自分という意識がしっかりとあること。方向性を失わないのです。アンドロメダ的な現実です。地球人はそれに耐えられるようにできていません。別のパラダイムだからです。アンドロメダ人には普通の事です。逆に地球のパラダイムのように外見的世界が変わらない事が、パニックとなります。

 

Q.オリオン帝国の戦争で、最終的にオリオン・クライストという人が現れ、その人が行く所平和なエネルギーが流れ込み、戦いが終わっていったと「プリズム・オブ・リラ」に書いてあります。また別のチャネリングでは、オリオンの戦争でミカエルとルシフェルが闘い、ミカエルがエクスカリバーを使ってルシフェルを仕留め、戦争が終わったと書かれています。これは両方とも真実なのか、それともどちらかが違うのか、あるいは真実なら、両者の関係はどうなっているのでしょうか?

 

A.メタファーでお答えします。盲人が象を撫でる話があります。盲人たちが象を触っています。一人は尻尾を触り、象はホースのように細長いと言います。もう一人は耳を触り、象は団扇のようだと言います。同じ象を違う視点からコミュニケーションしています。

 

 ルシフェルとマイケルの話は、私たちがオリオン戦争について語る時の、アーキタイプのメタファーとしてよく使います。一部は真実であり、一部は例え話です(この点、特に聖書のミカエルとドラゴンについてコメントしている印象あり)。二人は二極性のアーキタイプです。二極性のドラマを表す統合そのものです。俯瞰してみると、地球人はポジティブとネガティブが闘っていたと思うでしょう。二人は二極性を促した、起こしていったアーキタイプな意識、戦いそのものを表しています。それはメタファーです。しかし、その物語も間違っている訳ではないと言っておきます。色々な神話があります。それは、オリオン大戦という象の「牙」ではなく、「尻尾」を触ったのです。部分部分を見るのではなく、いろんな事を上から見る事が大切です。真実はそれが「象だ」ということです。

 

Q.オリオン・クライストについてもコメントお願いします。

 

A.オリオンで一番、二極性が衝突した時のことです。そうした時に原子が融合した時のようなエネルギーが生じます。暗黒時代のもっとも暗い時、自由の戦士側の僧侶は多くの情報を得ました。新しい意識が生まれるというメッセージでした。全てを叶える、パワフルな意識です。人間(地球人)はメシアと解釈しがちです。しかし、オリオン人はそう考えませんでした。何かを啓いてくれると思いました。新しいエネルギーをもたらすと思いました。そうすると、肥沃な大地ができると考えました。その存在は肉体を通して生まれてくると予言されました。

 

僧侶たちは洞穴に住んでいました(「デューン砂の惑星」に登場する、砂漠の民・フレメンに似ているという)。洞くつは、鉱物・ミネラルの影響で帝国に見つかりませんでした。どんな女性が産むか知っていて、僧侶たちは彼女を守りました。お産の為の特別な場所を作りました。

 

 明らかにこれまでと全く違う存在で、生まれた時から覚醒しており、僧侶は赤ん坊の目を見るとその人だと分かりました。周波数を通しても分かっていました。僧侶は赤ん坊を匿って育てました。エントライメント、同調という言葉があります。非常に強烈な波動があなたの隣に来ると、それに出会ったあなた自身も同調を始めます。人間も同調します。

 

 以前はこの存在についてオリオン・クライストと言っていましたが、オリオンのブッダでもいいです。その子の波動が、その(オリオンの二極性の)現実の中に入りました。最初はパルスのように小さかったです。そのパルスはオリオンのシステム全体に響きわたりました。どんどんパワフルになりました。

 

 彼が何かを教えたのではなく、波動のパワーが変えていきました。地球でも同じことが起きてもよかったのです。ブッダ、キリストもそうですね。なぜ地球で同じことが起きなかったか。オリオンの社会の特性があります。オリオンの社会は、同一種族に近く、外のDNAの影響を受けませんでした。多様性がありませんでした。それと、タイミングもありました。地球はいろんな外部の影響を受け、全てに影響するパルスになりませんでした。オリオンは二極性の爆発が起きました。凄いパワーが生じました。その救世主がリアリティに影響を与えた時変わりました。帝国も支配する事に興味を持たなくなり、縮小していって、救世主がいる一代のうちに終わっていきました。皆さんなかなかいい質問ですね。

 

Q.先程シリウス人が地球人に仕掛けた肉体にセットされたパルスが最大になる、2012年に、人間は目覚めたらどうなるのでしょうか?

 

A.タイミングが全てです。なかなか予言できません。(下向きの漏斗状の螺旋を書いて、下の方へ渦が下がっていく矢印を印す)意識が大きい時、大きい螺旋で進化がとっても時間が掛かります。螺旋が小さくなると進化は早くなります。

 エネルギーの話です。意識が小さくなってこの現実に居られなくなります。子供の頃、チーズがどこまで小さく切り刻めるかやったことがありますか? 無限に切り刻みチーズが存在しないレベルになると、別の形態に変わります。(エネルギー保存の法則で、消える事はない)それでマヤ暦は意識が最初に創造された瞬間から無くなるまでを表した素晴らしい暦です。エネルギーはどんどん凝縮され、つまります。皆さん、多くのストレスを感じています。多くのセミナーで、最近どうも疲れると皆さん言っています。(テレパシーで感じ取れる)エネルギーがますます凝縮されるからです。限界まで凝縮されると、別の現実まで行かざるをえません。精妙な変化が起こります。脳が進化します。肉体のみならず魂の進化でもあります。

 

 ITの技術は脳がついていけないレベルまで進化するかもしれません。どの種族(地球のみならず、宇宙の種族と思われる)も進化の過程で、重要な変化の時に来ています。新しい種族になります。まとめると、いろいろな事が起こるかも知れません。そのいろいろな現象は、意識レベルで起きている事が現実化しているだけです。経済状況は存続可能な社会から、よりバランスの取れた社会に移行しています。いろいろな事が起きますが心配しないで下さい。古いシステムは変化せざるを得ません。ポジティブな進化です。すべて、より高次な目的があります。

 

Q.ブッダやキリストはどこから来たのでしょうか?

 

A.私たちは星のアーキタイプを使って話をします。だから、どこからここから来たとは言えません。みんな複雑で、(一概に)どこから来たとは言えません。彼らは(一般的に)アルクトゥルスの影響が大きいです。二極性を超える必要があるからです。多くの師は、アルクトゥルスが多いです。ジーザスは、シリウスとプレアデスの影響が多く、DNAも持っていました。ブッダや、インドのマスターはベガの影響が強く、ベガの神秘主義はとてもパワフルです。シンプルだけど内容が深いのです。地球の人は「象」をいろんなアングルから捉えるチャンスがあります。

 

 地球で、マントラの力で統合しようとしたのは、ベガ人です。彼らはマントラを使っています。日本人はベガとプレアデスと強いつながりがあります。古神道にベガの神秘主義が入っています。地球の統合のために、日本人がおります。地球の統合のためにベガの記憶が大事でした。ベガの記憶がなければ、地球の統合も大変でした。インドのヨガや体操サマディー、瞑想もベガの神秘主義の記憶です。それは悟りに至るサイエンスです。

 

Q.統合のヒーリングは本当に起こるのでしょうか?(不安げに)

 

A.統合には確実に向かっています。そうは見えないけど、向かっています。地球は(宇宙の)統合の最後のメイングラウンドです。そこで頑固な人のための別の星も用意されていますが、多くの人は統合に向かっています。人間の目で見ると現実の変化は、まだ長いような気がしますが、銀河の視点では、せまっています。礎や私たちから見ると、確実に変化が起こっています。次なるドラマは一体何か、仮説にしかなりません。私たちはこのドラマの中にあります。たとえばアンドロメダ以外にもパラダイムはあります。

 

 地球の言語は直線的であり、脳も直線的に考えています。今日は、直線的に話して来ました。しかし、全てのことは同時に起きています。(統合の)ヒーリングも、「起きました」。全てのパラダイムも起きています。全ての時間軸も含まれています。(地球人の)マインドは一つの時間しか理解できません。瞑想を通して時間の同時性を体験できるかもしれません。体感を通してしか分からない事もあります。

 

サーシャが離れ、静寂の中、リサが戻ってくる。

 

サーシャは今日、密度の話をしませんでした。短い時間でしたので。密度とは、意識のスペクトルのようなものです。(地球は第三密度から、第四密度へ移行しつつある)密度の話で、変容の事も理解できるでしょう。変容の為のPLAは、地球のライトボディの活性もできます。今日は熱いグループが来て、熱い質問をしてくれて嬉しいです。

 

 

 

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